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 今年の『NHK紅白歌合戦』の司会が3日に発表された。紅組は多くのメディアが予想した通り、今年の朝の連続小説『ゲゲゲの女房』でヒロインを演じ、ドラマを成功に導いた松下奈緒。そして、白組はジャニーズタレントで今、もっとも勢いのある『嵐』となった。

  昨年、紅白に初出場を果たした嵐。しかし、これは異例中の異例の抜擢だった。「今まで、ジャニーズ枠は2枠と決まっていました」と語るのは芸能ライター。96年に近藤真彦が出場したのを除き、94年以降の出場はSMAP、TOKIOの2組に限定されてきた。いくら人気があろうとも、ミリオンを達成しようとも、後輩のKinKi Kids、嵐、KAT-TUNなどは紅白に出場することはなかった。「しかし、昨年、その慣例を破って嵐が第3枠として登場しました。これはNHK側からの強い要請があったとのことでした」(芸能ライター)。さらに異例だったのは昨年は嵐だけでなく、NYCboysも出場したこと。「これでジャニーズ枠自体がまったくわからなくなりました」(芸能ライター)。今年はKinKi Kidsも出場したいとイベントで語っている。彼らにも注目だ。
 
 ただ、以前のような勢いがないにしても『NHK紅白歌合戦』とは年末最大のイベントであることは間違いない。NHK側の都合なのか、事務所側からの都合なのかはわからないが、“枠”にとらわれることなく純粋に多くの視聴者が聞きたいと思う歌手を選んでほしいものだ。


ps:「ジャニーズはNHKに嵐を司会に起用する条件として、白組の出場枠6組を要求していたというんです」こう衝撃証言してくれたのは、事情に詳しい芸能プロダクション関係者だ。


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