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出版界にジャニーズブームが巻き起こっている。角川文庫が「人間失格」の表紙に期間限定でジャニーズJr.の生田斗真（25）を起用したところ、10万部以上のセールスを記録したらしい。

この結果を受け、他の出版社でもジャニーズタレント起用のプランが持ち上がっているとか???人気漫画家やアーティストの挿絵を使った文庫本が注目されるなか、異彩を放っているのが角川文庫だ。

ジャニーズJr.の生田斗真を表紙モデルに起用したところ、売れ行きが倍増したという。きっかけは、生田が主演を務める映画「人間失格」。

ご存知、太宰治の代表作で、来年2月20日から全国公開されるが、原作である角川文庫刊「人間失格」のカバーに、生田が10月から登場した途端、10万部以上のセールスを記録し、増刷を重ねているというのだ。

この結果を受け、12月15日より角川文庫のすべての太宰治作品（全10アイテム）で、生田の期間限定カバーが採用されることになった。

「角川が刊行する太宰治シリーズ限定で『人間失格』の主人公?大庭葉蔵をイメージした生田の写真を表紙に使用したところ、太宰シリーズだけが突出して売り上げがアップしたんです」（出版関係者談）

映画の主役が原作者の全作品のカバーを飾ることは、出版界では初の試みだが、この現象に目を付けたのが、最近本が売れず頭を抱えているほかの出版社だった。

なんと数多くの出版社から、ジャニタレ起用のプランが上がっているそうだ。

そこで気になるのが、ジャニーズの人気グループがどこの出版社と〝合体?するのかだろう。水面下の動きを探ってみたところ、事情に詳しい関係者から次のような証言を人手した。

「いずれも期間限定のプロジェクトだと聞いています。まず、これまでの関係から『嵐』と『SMAP』は小学館。一方、集英社は『KinKi Kids』と『KAT-TUN』、講談社は『NEWS』か『関ジャニ∞』などが検討されている。最終的にジャッジされるのは、出版社への貢献度ですよ」（大手代理店関係者談）

2010年は、出版界に「ジャニタレ文庫本表紙戦争」が勃発することは確実のようだ。これで文学作品などの書籍を手にしなかったティーン層が興味をもつようになれば、言うことなしか！？
（引用元：東スポ）