「気ぃ遣いぃ」から自然体へ
 「はい、OK」。カットを告げるディレクターの声と共に、スタジオ中に笑い声がこだました。収録現場は明るい雰囲気に満ちている。高橋克実、佐藤二朗、戸次重幸など一癖ある共演者のアドリブ合戦に、「本番でほっぺたの内側をかんで、笑わないように一生懸命こらえる技を身につけました」。

 演じる探偵の鞍馬六郎は、間の抜けた迷推理ばかりするボケ役のように見えるが、自身は「物語の進行役」ととらえている。「(鞍馬は)ボケたりつっこんだりするのをグッとこらえて、一番面白いところは人に譲っていますね。僕と一緒で関西弁でいう『気ぃ遣いぃ』なんです」

 芸能生活を振り返ると、アイドルとして気を使わなければいけないことがたくさんあった。本来の自分を出すとイメージと違うと言われ、10代、20代はとてもつらかった。

 テレビで見せる今の姿は自然体のようで、実は演じている部分も多いという。「30代を機に、本当に自然な姿で仕事や私生活と向き合っていけるようになりたい」。新しい「堂本剛」に期待出来そうだ。

文・森田睦

Q 好きな場所はどこですか?(大阪府・六郎たん頑張れさん)

A 地元の奈良です。自分の原点を見つめ直せるので、僕にとってリセットできる場所です。

Q 10年後、どんな環境で生活していると思いますか?(奈良県・ま~ちゃん先生)

A 30~40歳は男性にとって人生で一番振り幅がある気がするので、想像しにくいですね。奈良に住んでいるかもしれません(笑)。平和で健康に生きていられればと思います。

Q 雨の日のお薦めの過ごし方はありますか?(神奈川県・つよ☆みやさん)

A ジャズやクラシック音楽をかけて、ゆったりとした気分で読書や書き物などをするのがお薦めです。

帰ってこさせられた33分探偵(フジテレビ系 土曜後11.10 4月4日のみ後11.20)
 犯人がすぐに分かってしまうような簡単な事件を、私立探偵の鞍馬六郎(堂本剛)が、無理やり容疑者を増やすような推理をし、捜査をかき回して放送時間いっぱいの33分間持たせるコメディー。


FROM:http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/yy/interview/20090330et06.htm
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